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生命保険SEが転職でおさえておきたいポイント3点!

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生命保険SEの転職は売り手市場!

金融はどの分野でもそうですが、業務知識が重要になります。

そのため、その分野に特化した業務経験を持っているだけで転職は有利になります。

今、あなたはどういった部門で働かれているのでしょう?

新契約の画面周りや営業支援のシステムでない限り、COBOLを使って保守開発をされているのではないでしょうか。

COBOL技術者自体が希少であり、かつ、生保の業務知識を持ってる人って少ないです。

なので、完全に売り手市場なんですね。

私は15年近く生保業務でSEをやっていました。

今は現役を退いていますが…。

そのキャリアの中で3回転職をしています。

元システムエンジニアの転職体験談【2勝1敗】

この転職経験から、これから転職をされようとしている生保SEにむけて転職のポイントをお話したいと思います。

転職は、SIer⇒SIer?SIer⇒社内SE?

どちらの場合でもお役に立つと思いますので、よろしければ話を聞いていってください。

これまで生保業界でSEとして働いており、転職先も生保SEである、という前提でお話ししていきますね。

生命保険SEが転職にあたっておさえておきたいポイント3点!

では、ポイントについてお話ししていきます。

ポイントは、

  • 外資は出来る限り避ける
  • マネジメント・コミュニケーション力が鍛えられるところを選ぶ
  • 新しい会社もねらい目

の3点です。

では、それぞれについてもう少し詳しく見ていきましょう。

外資は出来る限り避ける

外資のSIerは外資の生保とくっついているところが多いです。

そのため、外資SIerに入ると必然的に外資生保で働くことになると思います。

では、なぜ外資生保がオススメできないのか?ということなのですが、

  • パッケージが導入されている
  • ドキュメントが揃っていないところが多い
パッケージが導入されている

これまで大手外資生保3社のシステムにたずさわってきましたが、全てパッケージが導入されていました。

外資生保で働いたことがある方なら聞いたことがあるかもしれませんね。

コレ、何が問題かというと、導入時にパッケージのコアに手をいれまくってわけわからないことになってるんです。

また、このパッケージの特性としてPerfom文をCopy句で切りまくっているんですね。

加えて、そのCopy句を修正しちゃったりしているわけです。

面倒でも処理分岐をして外で修正するべきところを、思うままに修正かけているわけです。

何がマズイかと言いますと、全く別件の開発をしているときに既存バグが多発する可能性があるんですね。

っていうか多発していました(哀)。

標準化が行われていませんし、コメントもありません。そしてCopy句を多用。

ソースを追うのにとんでもない労力が必要です。

ちなみに、このパッケージを作った人たちとはもう連絡がつきません。

パッケージを作った会社を吸収した会社にいたことがありますが、吸収された際にバラバラに散ってしまったようですね。

何かあっても、自分達で対処する必要があります。

こういう職場はできれば避けたいですよね。

ドキュメントが揃っていないところが多い

これも外資大手3社に共通した特徴です。

ドキュメントがまともに揃っていないところが多いです。

国内生保ならまず考えられないことだと思います。

「わからないことがあったらソースを追ってね★」

なんていうバカな話が普通にまかり通っているのが外資生保です。

ソースを追おうにも、先にお話ししたとおり、

  • 標準化されていない
  • コメントがない
  • Copy句多用

と、解読するのが大変なソース群。

システムを理解するのに、通常の5~10倍ほどの労力を使うことになります。

外資は給与は高いのですが、それに見合った労働環境なのかは少し疑問が残ります。

もし、外資への転職を考えているのでしたら、

  • パッケージは導入されていないか
  • ドキュメントは揃っているか
  • 標準化は行われているか
  • 人間関係は良好か

くらいは確認されることをオススメします。

マネジメント・コミュニケーション力が鍛えられるところを選ぶ

生保業界でSEをされているなら、最終的には社内SE、もしくは生保のシステム子会社で働かれることを目指されていることと思います。

ひょっとしたらそんなものを目指しておらず、SIerの管理部門かもしれませんね。

どちらにしても、非常に重要なスキルとして、

  • マネジメント
  • コミュニケーション
  • プレゼンテーション

この3つのスキルが必要になります。

生保の社内SEは、新人のうちからこれらのスキルを叩きこまれます。

対してSIerのSEは、サブリーダー、PL、PMクラスにならないとマネジメント能力って覚えません。

なので、出だしから大きく差がついているんですね。

それらの差を埋めていくためには、きちんとスキルが磨かれる職場に身を置くことが必要になります。

要件定義に参加できる、ミーティング等でプレゼンテーションをする、小さいプロジェクトでも良いので部下のマネジメントを行う。

そういった環境で自分を磨いていく必要があるわけです。

となると、二次請け以降では不安です。

できれば一次請けのプロジェクトでスキルを磨いていきたいですね。

そうすることで、社内SEや管理職といったキャリアが見えてくると思います。

注意点としては、あまり高望みをしないこと。

私は、マネジメント力にあまり自信がない状態で社内SEに入ったのですが、周りとの力の差に打ちのめされました。

「厳しい環境望むところだ!」

という方なら良いと思いますが、相当メンタル強くない限り、少しずつステップアップされることをオススメします。

ちなみに、国内生保はシステム部門を子会社化している会社が多いです。

中にはマージンを抜くために、さらにもう一社用意している会社もあったりします。

こういったITゼネコンから抜け出すためにも、マネジメントやコミュニケーションスキルをしっかり身につけて、上位に行く必要があるわけですね。

新しい会社もねらい目

COBOLのシステム自体が超レガシーなシステムです。

今は案件に対してCOBOLerが少ないですから売り手市場ですが、今後、案件が縮小されていくのでは?と不安な方も多いと思います。

であれば、今の業務知識を活かし、COBOL以外の開発環境で働くというのも一つの手です。

新しい会社では、汎用機は使用されていません。

私が知っている中ではASPで動いているシステムがあります。

なぜ「.NET」ではなくレガシーASPなのかは謎ですが…。

ドキュメントがしっかりと揃っており、業務知識がある分野であれば言語なんて1ヶ月もあれば覚えられます。

オブジェクト指向などの考え方も、1ヶ月あれば慣れます。

なので、大手生保ではなくあえて新しい小規模な生保会社を狙うのもねらい目と言えます。

カタカナ生保やひらがな生保、ライフネットなどの会社ですね。

ただ、こういった会社の多くは非公開求人となっていますので、転職サイトで検索してもなかなか出てこないのが難点です。

非公開求人とは人気があり求人が殺到するため、転職サイトでは公開しないで、スカウトやエージェントからマッチした人材だけを紹介してもらう求人のことですね。

生命保険SEが転職するならエージェントの利用は必須

ここまで、転職にあたっておさえておきたいポイントをお話ししてきました。

  • 外資は出来る限り避ける
  • マネジメント・コミュニケーション力が鍛えられるところを選ぶ
  • 新しい会社もねらい目

これらをおさえつつ、確実に転職で成功するために必要なのが、転職エージェントです。

SEの求人は会社ありきではなく、プロジェクトありきで行われます。

そのため、求人はとても流動的です。

2日前にあった求人が今日はもうなくなっていた、なんてことはザラです。

そのため、少しでも早くプロジェクトの求人情報をゲットすることが必要になります。

加えて、転職先がどういう会社なのか?も大事ですが、配属されるプロジェクトがどういうプロジェクトなのか?も、とても大事です。

私の場合ですが、転職先のSIerはとても良い会社でしたが、

  • 配属先のPJがパッケージを使っていることを知らなかった
  • ドキュメントがないなんて知らなかった
  • PLが何度も交代するほど人間関係がヤバイということを知らなかった

転職前に配属先プロジェクトの情報をしっかりとおさえていれば、この会社に入ることはなかったでしょう。

入ったとしても、このプロジェクトはイヤ!と断っていたことでしょう。

なので、プロジェクト、つまり現場の情報をしっかりと知っているエージェントを利用することがとても大事になります。

システムエンジニアの転職エージェントに必須の1条件

当面は生保SEは売り手市場の流れが続くことでしょう。

そのため、譲れないところをしっかりと決めて、ご自身の希望に合った転職をされてください。

入るのは簡単、続けるのが難しい、それが転職です。

エージェントを使い倒して、満足のいく転職をされることを心から願います。

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