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元システムエンジニアの転職体験談【2勝1敗】

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元SEの転職体験談

こんにちは、元SEのマルと申します。

この記事では、私が実際に体験してきた転職の話を赤裸々に語ります。

いろいろと特殊な条件が重なっていますので参考にならないところもあるかと思います。

そこはそっとスルーして頂き、参考になる部分だけ取り入れて頂ければと思います。

年収なども具体的な数値でお話しします。

さすがに会社名は…ご勘弁を(笑)。

元SEの転職体験談(20代で一回目の転職)

大学卒業後、中堅のSIerに入社しました。

最初はメーカーのシステム。請け負いで社内開発です。言語はPL/SQL。

二次受けで設計書は別の会社が作成。コチラはひたすらプログラミング、単体テスト、という流れですね。

これがだいたい半年ほどで終了。

その後、生保会社に常駐することになります。言語はCOBOLです。

幸い、配属されたプロジェクトが一次受けのプロジェクトでしたので、順調にキャリアを積むことができました。

PG⇒SE⇒サブリーダー

といった感じですね。

1年ほど経過したところで、生保会社のシステム部門がシステム子会社化され、二次受けになりました。

それでもエンドユーザーとのミーティングや飲み会に参加させて頂いたりと、本当に自由でした。

その職場は気に入っていたのですが、5年が経過したころ、仲の良かった上司から「javaを覚えろ!」って言われたんですね。

で、常駐先は引き上げ、社内でjavaの勉強をしつつjavaのプロジェクトが立ち上がるのを待っていました。

まったりjavaを勉強しつつ待機していたところ、社内開発の.netのプロジェクトがデスマーチに突入したとの話で。

上司から、「C#もjavaもたいして変わらないから行って来い」と(笑)。

そんなわけで、1年ほど.netのプログラミング&テストをやっていました。

このときにサーバー周りのことなんかも合わせて学びました。新しいことって楽しいですよね。

ちなみに、私はどちらかというと技術志向です。

管理は面倒だからイヤーってPLになるのから逃げていました。

上司もそれを知っていたから、いろいろな言語・環境を用意してくれていたんだと思います。

この会社自体はすごく気に入ってました。

ギスギスしてませんし、どちらかというとまったり系のSIerだったんです。

ですが、29歳になり20代も終わりに差し掛かろうというところで転機が訪れました。

結婚しようと思ったんですね。

で、ただ結婚するなら問題はないのですがその彼女がバツイチ子持ちだったんです。

何がマズイかっていうと、そこまで給与高くなかったんです。

残業抜きで400万ちょいだったんですね。これじゃ子供は養えないなと。

そこで当時の上司にかけあい、なんとか600万まで引き上げられないかと無茶な相談をしました(笑)。

まあ、当然無理な話でして。

そこで、「じゃあ転職します!」と(笑)。

上司も「まあ、仕方ないよね」と。あっさりですよね(笑)。

そんなわけで最初の転職はすごく恵まれた環境で転職活動を行うことができました。

有給はあまり残ってませんでしたから、会社に出社して転職活動してました(笑)。

このときは、

  • サイト登録してスカウト待ち
  • エージェントを3社利用して条件を満たすことができる企業を探す

条件は1点のみです。

年収600万円以上

ただし、家族を持つことになりますから「正社員」であること。

派遣や契約社員ではやっぱり不安だったんですね。

サイトからのスカウトは何回かあったのですが、条件を提示すると「厳しいですね」との回答。

その点、エージェントさんは優秀でした。

エージェントさんと面談してスキルの棚卸をした結果、条件を満たす求人を見つけることは可能でしょうと。

そして、実際に何社か候補をピックアップして持ってきてくれたんですね。

そこで、もっとも興味をひかれた企業から順番に面談をすることにしました。

で、一発目の面接でOK。

面接のアドバイスや条件面のすりあわせ、面接日時の調節をエージェントがやってくれていましたので、すごくスムーズにいきました。

エージェントと仲の良い人がその会社にPLとして働いていた、というのも大きかったようです。

まさにエージェントさまさまでございます。

こうして無事に転職活動を終えることができました。

元SEの転職体験談(30代で二回目の転職)

入社した企業は外資系です。

ちなみに、英語力は英検3級とかそんなレベルです。

日常会話とか全然できません。

外資といっても周りは日本人です。

せいぜい半年に一回電話応対がある程度。

ドキュメントは原本は英語ですが、きちんと和訳された資料もありますから正直英語いらないです。

で、外資というと気になるのが実力主義、ギスギスしている、というイメージではないでしょうか。

これも会社によるとは思いますが、私の入った会社はそんなこともなく。

割とゆるゆるでした。

もちろん、評価制度は厳密です。すごく細分化されています。

なので、やる気がある人にとっては大幅な給与アップが狙えます。

でも、そこまでガツガツやらなくてもすぐリストラ、なんてことはありません。

私の場合は、家族との時間も大切にしたかったので、あまりガツガツした会社はイヤだったんですね。

その点もエージェントさんから社風や人間関係について聞いていましたので、安心して入社することができました。

配属されたのは外資生保の保守プロジェクトです。

上流工程メインで、設計以降は二次受けの方に任せる感じですね。

それまではあまり管理に興味がなかったのですが、複数プロジェクトが同時進行していくとイヤでもマネジメント能力が身についていきます。

それと同時に「意外と管理って面白いな」と思うようになりまして。

いろいろなサイトや本を読み漁り、マネジメントについて理解を深めていきました。

まったりと2年ほどこの会社でキャリアを積んでいましたが、またもや転機ががが。

吸収合併される

と発表されました。

吸収元は、おそらく皆さんご存知のドデカイ会社です。

で、ここで考えます。

給与下がったらどうしよう?

その時点で年収は630万円。

子どもの教育費等を考えると割とギリだったんですね。

で、どうしたかというと、

エージェントに相談

この会社を紹介してもらったエージェントとはまだ付き合いがありまして。

ひょっとしたら吸収元について何か情報持ってるかな?くらいの軽い気持ちで相談したのですが、

「ああ、給与下がるって話聞いてますよ」

と、がっつり情報持ってました。

吸収元の上層、PLともコネクションがあるようで。

これがエージェントの情報力なんですよね。まあ、それで商売しているわけですから情報が命。

で、いろいろと相談した結果、

「二度目の転職に!」

31歳SE二度目の転職

二度目の転職は割と簡単でした。

エージェントさんから紹介された会社の面接に行って受かった会社に入社、です。

このエージェントさんとは長い付き合いですから、私のキャリアプランや強味を知っているんですね。

エージェントを利用することのメリットはこういうところにもあります。

一回転職活動が終わるとそれっきり、ではなく、人としてつながっている点ですね。

私のように二回以上転職することになった場合、本当にスムーズにことが運びます。

私もエージェントさんを信用していますから、提案された会社には安心して面接に行くことができます。

ちなみに、今回の願望は三点です。

  • 正社員であること
  • 年収が下がらないこと
  • エンド直であること

正社員と年収は一回目と同じですが、今回はエンド直という条件も追加しました。

というのも、私はエンド直のプロジェクトが多かったのですが、元同期や先輩に話を聞いていると二次受け以降の不便さ、窮屈さが本当に大変そうなんですね。

仕変を止めてくれない、バッファを組んだ進捗管理を通してくれない、ユーザーの意図が明確にわからないから設計にブレが発生する、などなど。

ちょっとそれはヤだな、ということでエンド直であることも条件に追加しました。

そして入ったのが、「外資生保のシステム部」です。

いわゆる社内SEですね。

これまではSIerでSEとして働いていたのですが、社内SEとしてキャリアを積むことになりました。

元SEの転職体験談(30代で三回目の転職)

さて、順調にキャリアを積んでいるように見えたのですが、ここで予期せぬ出来事が。

リーマンショックです。

もう入社予定日も決まっていて、前職の有給を消化していたところだったのですが、突然の大事件にあぜんとしました。

さりとて入社やーめた、なんて言えるはずもなく…。

とりあえず入社したものの、私が配属される予定だったプロジェクトはポシャりました(哀)。

レガシーなシステムをjavaに移行するプロジェクトだったんですね。

でかめのプロジェクトで、要件定義から入っていく予定だったのですがポシャ(哀)。

で、まったく別のプロジェクト、すなわちリーマンショックの影響をモロに受けていて人手がほしいプロジェクトに駆り出されることに。

具体的に言うと「営業成績」です。

代理店が離れてしまわないよう、マージン上乗せしたり特典つけたりと、あれやこれやの施策を打つわけですね。

それをシステム反映していくわけです。

ここから1年はほぼ地獄です。

時間がない中でガシガシ修正をかけていきますから、当たり前のようにバグが出ます。

ちなみに、社内SEを希望されている方は、日次の夜間バッチが走る部署は避けることをオススメします。

障害が発生すると夜中に電話がかかってきます(泣)。

自宅に持ち帰った端末で応急処置をするまで寝られません。

眠い目をこすりながら障害の原因を特定し、その処理を飛ばすのか修正して流さないといけないのかを判断。

翌日、障害報告書を書いて、という本当地獄です。

普通はあまり起こらないと思うんですけどね、障害。

時期が時期だけに多発していました。一週間に一回くらい(哀)。

で、残業と休日出勤ですが、

  • 7:30~23:00まで仕事
  • 休日出勤はほぼ毎日

通勤時間は片道約1時間。

これに加えて夜中の障害対応。

今見直しても悲惨ですよね(笑)。

でも、もっと悲惨なことに…

嫁が浮気(哀)

全くかまってもらえない寂しさから浮気、とのことでした。

まあ、責められないですよね。

家族と会う時間なんてほとんどありませんでしたから。

でも、誰のせいでもないんです。運が悪かっただけ。

まさかリーマンショックが起こるなんて思わないですからね。

で、結局離婚しました。

でもって肉体的にも精神的にも疲れましたので、まったりできる職場に転職することに。

32歳で三回目の転職

今回は条件ゆるゆるです。

  • まったりできる職場

この転職は正直失敗したな、と思っています。

休職してゆっくり体を休めれば良かったのですが、火の車の職場にあって休職とか言い出しづらかったんですよね。

かといって退職して1年くらい休みを入れてしまうとブランクができてしまいます。

あ、ちなみに「休職」ですが、休職したかどうかって転職するときには言わないほうがいいです。

理由は、「休職していても通常勤務と同じとして扱われる」からです。

なので、こちらから言わない限りは採用企業に休職したかどうかってわからないんですよね。

エージェントに伝えるのはアリですが、転職面接のときには言わない方がいいですよ。

逆に言えば、体や心が辛いときは休職して休みつつ、少し調子が戻ってきたら休職しつつ転職活動をするのもアリってことです。

休職がマイナスに働くことはありませんから。

で、今回は体も心も疲れ切った状態での転職です。

正直、まともな精神状態ではなかったと思います。

少しでも楽になれば…そんな気持ちでした。

キャリアプランや給与、ぶっちゃけどうでも良かったんですね。

そんな状態でしたので、前からお付き合いのあるエージェントさんにお願いするわけにもいかず。

別の会社のエージェントさんに相談をしました。

このときに利用したエージェントは1社です。

で、あっさり決まったんですね。

中堅SIerのシステムエンジニアです。

給与はガクンと下がり、年収530万円。

でも、十分に暮らして行けますしのんびりできるならいいかな、って思っちゃってたんですよね。

入社してしばらくは良かったのですが、配属されたプロジェクトが外資生保のシステム。

まったりを希望していたにも関わらず、全然まったりじゃない職場に配属されました(哀)。

エージェントさんに文句を言おうにも連絡はつかず。

そのまま3年ほど勤めましたが、精神的にやられてしまいまして退職。

現在は休養しています。

元SEの転職体験から皆さんへアドバイス~転職のコツ

私から言えることは、

  • 転職するならエージェントを利用するのがオススメ
  • エージェントは複数社利用する
  • 信頼できるエージェントに会えることが全て
  • 肉体的・精神的に疲れているときは、とりあえず休職
  • あいまいな理由での転職はしない

まずは信頼できるエージェントに出会いましょう。

これだけで本当に転職に成功できる確率がぐっと高まります。

転職1回目、2回目はエージェントさんが優秀だったおかげでうまくいきました。

リーマンショックは本当に運ですね。これは誰にも読めなかったと思いますので仕方ないです。

人間関係も運とよく言われていますが、これは運じゃないと個人的には思います。

職場の雰囲気やPLの人間性などを現場に行って肌で感じているエージェント。

もしくはPLや社員に多くのコネクションを持っているエージェントならわかるんですね、合いそうか合わなそうか。

実際、1社目・2社目をお願いしていたエージェントさんからはそういう話が何度も出ていました。

「ここは条件良いですけれど、PLさんが若干キツイですよ」「ここはPLさんが部下についてよく愚痴ってます」といった感じですね。

そういった情報があれば、そうそう人間関係で失敗することってないと思います。

一人や二人、合う合わないはあると思いますが、プロジェクト全員と合わない、なんてことほとんどないはずなんですね。

なので、きちんと現場に足を運んでいるエージェントさんに出会いましょう。

システムエンジニアの転職エージェントに必須の1条件

あと、3回目の転職の失敗原因。

疲れ切っているときは本当に正常にものごとを考えることができません。

ココから逃げることで頭がいっぱいになっちゃうんですね。

そんなときは休職しましょう。

会社が、そしてプロジェクトが火の車でもいいんです。

大事なのは自分自身。

心が癒えれば今のプロジェクトでいいや!ってなるかもしれませんし、きちんと自分が大切なモノが何かを見極めながら転職することができます。

成功2回、失敗1回。

そんな元SEの転職体験談でした。

転職を考えているあなたに。何かしら参考になるとうれしいです。

補足【SEの転職と資格について】

3回も転職をしてきた私ですが、実は面接で一回も落ちたことはありません。

「有利な資格いっぱい持ってるんじゃないの?」

と思われるかもしれませんが、資格は一個も持ってません(哀)。

自動車免許も持ってませんので、履歴書の資格欄はガチで空白です。

資格はほしいと思ったことがないんですね…。

唯一ちょっとほしいかな?と思ったのがPMBOKくらいです。

IT業界に従事されているならわかると思いますが、この世界って「資格より経験」です。

実際、面接する側にいたこともありますので履歴書・経歴書などを見る機会も多かったのですが、見るのはやっぱり経歴なんですね。

資格は勤勉さのアピールにはなるのですが、そこまで有利には働かないのが現状だと思います。

それよりも、しっかりとキャリアを積むこと、積める環境にいること、が大事だと思います。

なので、転職って大事なんですよね。

あとは、エージェントさんにだいぶ助けてもらったところもあります。

模擬面接やミーティングを行い、面接側が質問するであろう内容をしっかりと把握しておくこと。

そしてそれに対する自分の回答をしっかり持っておくことが大事です。

そういったサポートを行ってくれる転職エージェントの会社を選ぶことも、転職では大事なんですね。

あなたの転職がうまくいくことを心から願います。