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マタハラを女性から!?元同僚からの相談体験談~旅行会社編

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旅行会社

旅行会社を辞めたいと思ったきっかけは上司

以前、旅行会社のカウンターで勤めていた時の話です。

日常的な業務は、ご来店されたお客様の問い合わせや受注業務で、主に接客となります。

お客様の中には、無理難題を言ってきたり揚げ足をとったり、事細かにクレームを入れてきたりされる方もいらっしゃいます。

もちろん、こちら側がミスをしてしまったり、キャンセル待ちがなかなか取れなくてご要望にお応えできなかったり、フライトキャンセルや現地でのコンペ開催など不可抗力の事も含め、お客様から一方的なだけではなくこちらが導火線に火をつけてしまうことも。

しかもその応対は、その場だけではなく、長い方だと1年くらいありますが、申込みされた旅行のお帰りまでお付き合いが続くのです。

また、受注受付をする際も、プラン等決めてきてくださり、サクッと対応時間も効率よく終われる感じの良い神のようなお客様から、ノープランで来店され「誰の旅行ですか?」と言いたくなるような丸投げで決める気がなく、2,3時間くらいグダグダしている方まで、

日々の接客で私たちの精神は摩耗してしまうのです。

そんなときに、心がふぅっと楽になれるのは、やはり同僚の存在です。

ことなかれ主義の上司に辟易

辛い気持ちをわかり合うことが出来て、やりがいや喜びもわかりあえる、とても心強い存在。

なのですが、、、

これはどの職業、職場でもあることだとは思うのですが、

同じ会社に勤めているからといって、意識の高さが一緒とは限らないんだということを私は学びました。

ある配属店舗で一緒になったマネージャーには本当に悩まさせられました。

彼女は私と同い年で、社歴は3つ上。私は一般社員だったので、マネージャーである彼女はもちろん上司にあたります。

本来は、上記のような日頃の精神的苦痛を軽減させてくれたり、何かあったときには率先して助けてくれたり、店長と後輩社員の間でかけ橋的な役割をしてくれ、さらにお客様からの信頼も厚く売り上げも引っ張ってくれるような、そんな立場にあるべきなんです。

が、彼女からは「やる気」というものが一切なく、すべてにおいて事勿れ主義。問題が起こっても、絶対に関わろうとしませんでした。

ただ、普段は人当たりが悪いわけでもなく、仕事に真剣に取り組まないがゆえ、後輩への教育指導も進んでしていなかったため、後輩たちからは「優しい」と評価されていました。

当時私は、年次的にそのマネージャーの次に位置していたため、彼女がやってくれない後輩指導やトラブル解決の手助けなどもしており、そのおかげで後輩から頼りにされつつも、きっと「口うるさい先輩だ、マネージャーは優しいのに」と思われていたことでしょう。

それはもう肌で感じて分かってはいましたが、実際、怒られないからという理由で彼女に懐いている後輩を見てると本当に複雑な気持ちになりました。

何かあったときに助けてくれないのに、それを優しいと捉える浅はかさにも正直腹が立ちました。

私は彼女と働きはじめて、わりと早い段階で「この人やる気ないし仕事できないのでは」と感じていたのですが、顕著に目に見えて分かるようになるまでは、私が後輩に愚痴るのは違う気がして、ただただ諦めていました。

それが、一緒に働きはじめて1年~2年くらい経つと、みんな自ずと「おやおや、、?」と感づき始め、手のひらを返したように懐かなくなりました。

旅行会社内の人間関係もぎくしゃくし始め

みんなが気付きだしたきっかけは、日常的な業務の放棄。

そんなこと普通ならありえないことですが。

例えば、

来店されたお客様を無視する。本来は、「数あるお店の中から当店に来てくださってありがとう」の気持ちをこめて、笑顔でご挨拶しお迎えするのですが…。

そして電話に出ない。みんな接客してるから、電話がジャンジャン鳴っていてもなかなか出られないので、接客をしない彼女が出るべきなのに…。

そして、私個人的に一番許せなかった事が「人の気持ちを考えられない」ことでした。

先に述べた接客も電話も、お客様の気持ちが分からない、他のお客様を対応している社員の気持ちが分からないから、業務を放棄できるのです。

それだけでなく、通常私たちの業務は、お客様からの言われたことだけやれば良い、という訳にはいかないんです。

そのご希望に添えるかどうか、もしくはより良いプランがご提案できるかどうか、をつねに考えなければ、確認に確認を重ねなければ、その旅行は円滑に遂行できない可能性だってあるのです。

それが出来るのは、「お客様の立場にたって考えること」が必要不可欠なのですが、本当に残念ながら彼女にはその想像力がごっそりとかけており、せっかく楽しみにされてる旅行にケチをつけてしまうこともしばしば。

私自身が、仕事のモットーを「相手の立場になって考えること」だったので、彼女のいい加減な仕事ぶりが本当に嫌で嫌で仕方がありませんでした。

そんな、どうしても相容れない彼女のどうしても許せない事件がありまして。

そんな上司からの許せないマタハラ

私が退社したあとの出来事ですが、退社してからは精神的摩耗はなくなり、平和に過ごし、いったんこの仕事から離れてみて良かったな、なんて思っていたんです。

私は退社した後も後輩たちとご飯行ったり飲みに行ったりして近況を聞いたり相談にのったりしていました。

ある日、後輩の一人から相談された件です。その後輩をAとします。

Aは、当時付き合っていた彼との間に子供ができ、結婚することに。

仕事は辞めず、産休育休をとり復職する意向であることを聞いていました。そんなAから、ある日弱々しくマネージャーの彼女のことを相談されました。

妊娠したことを報告したとき、「迷惑だ、特別扱いはしないから」と冷たく言い放たれたそう。出来ちゃった結婚ということもあり、自分にも負い目があるしそれだけならまだ辛くても受け入れられたのだが、

つわりで体調が悪く、思うようにテキパキ動けなく、なにをするにも時間がかかってしまったり、

ある日Aがミスをしてしまい、先輩社員の手を煩わせてしまった翌日、出勤したら更衣室に「繁忙期で忙しいから足を引っ張らないようにしましょう」という名指しではないが、あきらかにAに対する内容の貼紙がされていたそう。

Aからの相談は、その貼紙についてマネージャーにどう謝ったら良いでしょうか、というものでした。

まだ年次が低いAは、まわりにマネージャーのことを相談できず、一人で抱えていたようで、泣きながら私には話してくれました。

私も胸が張り裂けそうになり、と同時に怒りで発狂しそうになりながら、

「それは完全にマタハラだから、1ミリも謝る必要はない。役職写は、足を引っ張られてなんぼの仕事が当たり前だから。あなたはまだ若い、ミスも仕方ない。先輩社員に甘えたって良い」と私は力説しましたが、このときほど、仕事を辞めたことを後悔したことはありませんでした。

転職したことを後悔

私がいれば、そんな貼紙破って棄てるのに。

それに、まわりの社員はなにをしているのか、呆れて悲しくなりました。

あんなに、相手の立場になって考えること、想像することをこんこんと教えてきたのに。

いまでも、そんな職場を辞めて良かったという気持ちと、Aを守ってあげられなかったことは自責の念にかられています。

同じ歳の数だけ生きて、同じ会社に勤めていても相容れない人間ているんだな、と、

マタハラって、ほんとに存在するんだと思ったお話でした。