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公務員辞めたい!転職したい~地方臨時職員編~本音で語る体験談

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イメージだけで決めつけるのは止めてほしい

田舎では町役場職員といえばそれなりによい職業になりますよね。

実際には、正職員であれど言われるほどの旨味はなく、仕事を考えれば給料もあまり高いとは言えないと思います。

ですが、最低賃金程度が一般的なこの田舎でいえば給料は高い方でしょう。それはわかります。

だからといって、町民さんに染みつく「高給取り」のイメージは何なんでしょうか。

なにかあれば「高い給料をもらっているくせに」、何もなくても「いい給料もらっているんでしょう?いいわね~」が挨拶のように飛び出します。

決して、全員が全員嫌味などはないのでしょうが、言われるこちらはたまったもんじゃないですね。

そんなことはないですよと笑うしかないですけど、正直、本当に高給だと思って羨ましいのならば、自分もなってみればいいんですと言い返したくなるくらいです。しませんけど。

公務員も楽じゃない

そもそも、何十年も昔なら、公務員など人気がなく給料も安く、賢い人は民間会社に就職するという流れであり、そんな時代の人たちが、不況のなかでも安泰して仕事があって、今はそれなりの歳で給料がいい、年金が多い、だから羨ましいと言うのはわかりますけれど。

それは別に、そのひと個人の話であって、今現在役場で働いている若い職員には当てはまらないことだなんて、少し考えたらわかるでしょう。

就職難の中で、狭き門の試験を受けて合格し採用された。

そうして、国や県から回される、町ではどうしようも采配できない多くの仕事を今の職員はこなしているんです。

決して、楽して高給貰っているわけじゃないし、貰っていた時期もない。むしろ、仕事量や苦労を考えたら安月給でしょう。

妬まれる要素なんて、本当はどこにもないんですよ。本気で羨ましいのなら、採用される努力をするなり、家族に役場職員を目指せと嗾ければいいんです。

けれど、そういえば「どうせコネしかとらないでしょう」と言い切るんです。

今どき、コネの方が面倒でしょう。ホント、短絡的な発言、恥ずかしくないんでしょうかね。

しかも、ジョーダンじゃなく、本気で言っているのが始末が悪いと思います。

給与安いんですよ?

特に、臨時職員の私なんて、最低賃金並みの給料で、ボーナスも月給の半分もない寸志のみ。

契約は半年ごとされるだなんて、その辺のアルバイトよりも条件悪いでしょう。

けれど、「いいわね、役場で働けて~」と言ってくる相手に、「安月給のアルバイトですよ」と返しても意味はない。

そもそも、お客さんである町民さんにとっては、正規職員であろうがアルバイトであろうが関係ない。

サービスを受けに来ているのですから、対応した職員が誰であろうと、こちらは平等の仕事をしなければならないわけですよ。

嫌みなのか妬みなのか雑談なのかわからないそれに対し、反論はできません。だって、相手はただ言いたいだけなんですから。言わせてあげなさいって話でしょう?

仕事は結構ブラックなんですよ?

それはわかりますよ。私も、役場に勤め出すまでは、役場って働きやすい美味しい職場だと思っていましたよ。

ですが、実際には全然違いますよね?

 市や県などとちがい、町役場では専任になどできない限られた職員数で、ひとりひとりに与えられる仕事が多くて、全員が窓口対応も必死。

籠って自分だけの仕事をはかすなんてことが出来る日は一日もなくて、日中イレギュラーな住民対応に追われたら、残業するしかない。

その残業も、ブラック企業のように手当は基本出ない。

イベントなどがあれば毎週のように休日出勤で、平日に代休を消化しきるのも難しい状態で、有給休暇などまるまる捨ててばかり。

処理できない代休にたいしても、超過分に対しても給与支給はない。

公務員だから仕方がないと、みなさん割り切ってブラックに耐えていますけど、私から見たらそれが悪いんですよ。

課長級とか、基本給が高い人たちはそれでいいでしょうけど、安い若手や臨時職員も同じ条件って最低ですよ。

せめて、超過勤務くらいつけて欲しいです。町民さんに怒られるだなんて、そんなことなかれ要りませんよ。

町民サービスの仕事をしていて、実情を知らない町民には田舎の気軽さから妬まれバカにされて。

職場の方針だか上司の逃げ腰かで、安く使われて。

はっきりいって、いまのままでは、職員のモチベーションが上がらないのは当然じゃないですか?

自分たちの時もそうだったとの思いがあるのかもしれませんが、自分たちがそれに耐えたことを自慢するのじゃなく、自分たちが出来なかった改善を、上の人たちはもっとするべきですよ。

町の人達も、サービスを受ける権利はみんな平等にあるのだけれど、「平等」でしかないともっと理解するべきです。

個々の希望を個別に汲み取っては不平等になるので、役場では難しいのだと知るべきですよ。

出来ることとで出来ないことがあるのは当然なのに、出来なかったことを恨んで、役場はダメだとレッテルを張る。

そんな行為は、自分たちの首を絞めるようなものだと気付くべきです。

誰のために働いているのかわからなくなる

私は役場で働いて思ったのは、役場職員さんには否定的な言葉を向けるべきではないということですね。

職員がこなす仕事は、ほとんどが県や国のマニュアルで、町で出来ることなんて少しだけです。

その街で出来ることや、職員さん自身の能力をよく発揮してもらおうと思えば、モチベーションの高さを維持させる必要があり、そのためには町民は役場を貶すのは間違っていると思います。

もっと頑張って欲しいと思ったら、「俺らの税金で働けているんだろうが、しっかりしろ!」というのではなく、「いつもお世話になっていますが、またお力かしていただけますか」というべきだと思いません?

本心ではどう思っていようがいいんです。

簡単な言葉ひとつで、役場の職員を持ち上げて気持ちよく仕事をしてもらえるほうがよほど、建設的で効果的でしょう。

絶対にそのほうが町民にとってお得です。昔と違い、色々税金が高いからこそ、身近な公務員を否定したりするのでしょうが、今のままでは悪循環なだけです。

気持ち的には役場職員と町民の間の立場である私には、うちの町でもどこの市町村でもきっと、職員の質は町民の質でもあるのだと思いますよ。

理不尽でもなんでも、役場職員が職務に努めるのは当然ですけど。

町民も、主観だけの軽口たたかず、町のためにもっと努力して欲しいものです。