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未経験で経理へ!辛い辞めたい~30代女性不動産業の体験談

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経理

経理が辞める会社はヤバい?

私はこれまでサービス業ばかりしていましたが、結婚を機にデスクワークに転職したいと思い入校した職業訓練校で簿記を学び「経理」に興味を持ったのでこの会社の経理の募集に応募しました。

経理の仕事は未経験ではなかなか募集がなく、未経験を募集していたのはこの会社くらいでした。

しかし、本当に事務の経験もろくになく不安でしたのでその気持ちも面接で話をすると担当してくれた面接官は「自分も全くの未経験でやっているから大丈夫」と話されました。

それが不安を取り除く為のものだとは分かっていましたがもちろん安心しました。

とにかく自分も親会社の経理をしているが未経験から始めたけど大丈夫、逆に知識がないほうが良いと話されたのを覚えています。

前任の方の退職が16日と決まっていたので翌週からすぐに来てほしいとのことでした。

私も職業訓練校の卒業が2月末と迫っていたので焦っていたのが良くなかったのですが引継ぎは2日とのこと。私のほかに経理経験者が1名いるとのことでしたが、前の会社の退職日の関係で私より2週間後に入社とのことでした。

しかしいざ入社してみると面接の時には見ることが出来なかった事務所はとても汚く乱雑で他の社員のデスクも書類が積み重なり酷い有様で驚きました。

そこでやはり違和感がありました。

引継ぎしてくださる女性社員の方に付いて銀行を回っている時に散々愚痴を聞かされ、驚いたのは私の前に半年間で6人もの人が辞めたとのこと。引継ぎも実際の作業を一緒にやるというよりはただ1日中作業のやり方を聞いているだけ。

それでもまだやってみないと分からないという気持ちでいました。

ただ初日から夜の20時までかかり前任の方も後は何を言っておけばいいのか…という状態に。渡された引継ぎ書も随分前の方の引継ぎ書をそのまま使用してというものでした。

事務所の雰囲気もとても悪く「おはようございます」という言葉さえ発することがためらわれるような環境でした。

いざ一人で始まってみても驚くほど経理という立場の仕事を他の誰も分かっていない状況でした。

この会社はリーマンショックで経営が傾いた時にグループ会社を作っていましたが、面接を担当したのはグループ会社の社長でした。

この社長もほとんど何も知らない状況でした。

経理なので毎日の支払いが主な業務になってくるのですが面接のときに「ペーパーなので車の運転はほとんどしていない」と伝えてあったのですが初日から一人で運転して支払いをしてこいとのことでした。

とにかく支払いをしなくてはいけないとがむしゃらに車を運転して毎日クラクションを鳴らされるような日々でした。

2週間たち経理経験者の女性が入社してきましたが2人ともわけが分からず毎日をこなす日々でした。

経験者の女性は事務の経験が豊富なだけあって突然のグループ会社の社長の要望にもこたえていましたが入社してすぐにやらされていたのは銀行から融資を受ける為の会社の実績の調整でした。

時には体調不良で顔面が真っ青なのにも関わらず押し迫る時間の中、鳴り響く電話も取らせずに数字を調整させていました。

その時にはもう社内の会計に関しては経験者の方が支払い予定を立てて何も出来ない私は言われた通りに銀行に走るような役割になっていました。

パワハラによる退職者も

また、この会社は運転資金が少ないせいか全ての支払いを月末にまわすので月末は土地の売買契約が終了し入金された時点で親会社とグループ会社の2社分を払い始めるという流れでした。

しかし、入金が確認されるのはほとんどが昼間の13時から14時なので月末で混んでいる銀行で大量のATMからの振込みと窓口にも20件近い支払いを頼んでいました。

15時になると窓口が閉まってしまうので強制的に支払い業務が終了となりますが会社に戻ると支払いの確認などに追われ「やっとご飯が食べられる」と思ったら夜の19時だったこともあります。

また、この会社では毎週月曜日に会議があり親会社の社長が出席するのですが方言を使って毎回怒鳴り散らします。

そして、社員の男性を毎回罵倒するのですがパワハラがこれだけ騒がれている今、聞いているこっちが耳を塞ぎたくなるような罵倒の嵐。

それもグループ会社の社長はかばうこともなく親会社の怒りが収まるのを全員待つしかないという状況。

この罵倒されている社員の男性(Aさん)のお父様が危篤でお休みされた時も業務について平気で電話をして「何時に来るの」と聞いていました。

ついにはお亡くなりになられ忌引きの時も「いつから来るの?」と電話する始末。

一人当たりの業務が膨大すぎて誰も誰かの仕事を手伝えるレベルではなく、私が入社して3ヶ月で精神的な問題で2人が退職されました。

私も通勤に1時間半、電車の乗り継ぎによっては2時間かけて通っていたので体力がなくなってきました。

未経験経理がOKな会社はきちんと調べて転職するべき~心に傷が残ってからでは遅い

毎日夜の1時頃に寝て朝は5時半に起きる生活、土曜日は基本的に出社を余儀なくされ2018年の西日本豪雨の日には会社の引越が決まっていました。

通勤とともに電車が止まり、市内に出るバイパスも通行止めになっているにも関わらず誰も引越の中止を言わず誰もが「本当に引っ越すのか」と思いながら引越が始まりました。

作業は深夜1時まで及びましたが深夜になって道路だけが通行できるようになり主人に迎えに来てもらうことになりました。

しかし、それについても社長は特段私の心配などせずに先に帰宅していきました。

翌日も終日電車が止まる中主人に車で新しい事務所まで連れていってもらい片付け作業をしましたがもちろん「わざわざありがとう」ということもない。

でもこないわけにはいかない状況でした。

また、翌日には東京の実家で親戚の葬式があったので早朝から飛行機で帰り東京から戻った時に「もうあの会社には行きたくない」という気持ちが破裂し私の体は起き上がらなくなりました。

義母に病院にも連れていってもらいましたがもちろん病気ではなく気持ちの問題だとのこと。

主人にも「どうせ長く続かないだろう」と言われ退職を決めました。

この会社にいたのはたった半年ということになりましたがこの半年で私自身も壊れてしまい、終電で遅くなったり休日には疲れ果てた私を見かねて主人が会社まで送ってくれたりしていたので家庭も崩れかけていました。

退職してから街でばったり役員についていた社員の方に会いましたがその方も退職されたとのこと。

その方も3年ほどしか勤めていなかったので入れ替わりが激しいことは心底分かりました。

この会社に勤めていた頃の記憶はあまりありません。

忘れ去りたい会社ですし入社したことを本当に悔やんでいます。