このページの先頭です

インテリアコーディネーターの資格が活かせる仕事って?転職に有利?

39views

投稿日:

インテリアコーディネーター

インテリアコーディネーターを活かせる仕事(業種・企業)ってどんなものがある?

インテリアコーディネーターとは、家具やカーテン、照明、内装仕上げなど主に住宅の内部空間を構成する要素について、色彩や材質、それに関するコストなどをトータル的にプロデュースするための幅広い知識と専門的な技術を要する資格です。

インテリアコーディネーターは、住宅や商業施設、オフィスなどの内部空間を「設計」する業種です。

建物の大枠は建築士が行い、内部空間のいわゆる「インテリア」の部分を任される仕事です。

このような仕事内容から、大手組織設計事務所のインテリア部署、独立したインテリア設計事務所、ハウスメーカーのインテリア部署といった様々な企業で活かせる資格になっています。

インテリアコーディネーターを活かした仕事内容(体験談)

一般的にインテリアコーディネーターが介入せずに建物を建てる場合、その建物の「インテリア」に係る部分は、建物の設計者が行なうケースが多いです。

私が建築設計事務所で働いていた時もそうでした。

しかし現実的には、なかなか内部空間の家具や内装仕上げの色味などの細かい部分まで手が回らないことがほとんどで、カタログを施主に渡して選んでもらうやり方が主流になっていました。

ところがインテリアコーディネーターが介入する場合、「施主に選ばせる」のではなく、設計側から「施主に提案する」というスタイルが可能になります。

それが決定的な違いで、このスタイルこそがインテリアコーディネーターを活かした仕事内容だと思います。

インテリアコーディネーターは転職に有利?

私は建築系の学校を卒業後、建築設計事務所2社で働きその後地方公務員になりました。

1社目の建築設計事務所にいた時に内部空間に係る専門知識を深めるためにインテリアコーディネーターの資格を取得しました。

その後2社目の建築設計事務所に転職する際に、このインテリアコーディネーターの資格があることが有利に働いたという実感はあります。

その建築設計事務所にインテリア専門の担当者がいない場合は、特に有利になると思います。

インテリアコーディネーターがあってよかったと思える体験談

マイホームを建設する際、その担当設計者が若くまだ駆け出しの設計者だとしたら、お施主様はどう感じるでしょうか。

もし私が逆の立場であれば「こんな経験の浅い設計者に、汗水たらして稼いだお金で建てるマイホームの設計を依頼したくない」と思うのが本音です。

実際に、1社目の建築設計事務所で働いてた時、自分のやる気と裏腹にお施主様の信頼をなかなか得ることができず、非常に悩んだ時期があります。

独自に勉強して提案したとしても、独りよがりの提案ではないかと不安を感じるようになっていました。

そこで取得したのがインテリアコーディネーターです。

インテリアにおける「色彩」や「材質」に係る提案は、機能上の専門知識を要するところもありますが、その根本は内部空間を演出する「センス」が必要不可欠です。

しかしこの「センス」の部分は、お施主様に提案する際、下手をすると設計者の自己満足の押し付けとなるリスクがあります。

このリスクを解消できるのがインテリアコーディネーターという資格だと思います。

資格という第三者的な「お墨付き」があることで、自己満足でないことがお施主様に伝わり、満足いただけた時はこの資格があってよかったと思いました。

あわせて取得しておきたい資格と理由

インテリアコーディネーターとあわせて取得しておきたいのは、ずばり「一級建築士」です。

難易度からすると一級建築士とあわせてインテリアコーディネーターを取得しておきたいと言う方が正確かもしれませんが、それだけ相性がいい組み合わせです。

インテリアの提案は、少なからず理論的には説明できない「こうした方が美しい」や「この材質の方が統一感がある」といった主観的な提案を要する時が必ずあります。(逆にこれがないとインテリアコーディネーターとしていかがなものかと思います)

その時に一級建築士を持っているかどうかは、お施主様に納得いただくうえで大きな違いがあります。

一級建築士を取得したうえでの「インテリアに関する主観」と、取得していないのに主張する「インテリアに関する主観」は、お施主様からしたら全く異なる提案に聞こえます。

建物を設計するうえで一級建築士を持っていて然り、インテリアの主観的な提案するうえでインテリアコーディネーターを持っていて然りといういことだと思います。

転職体験談と転職のコツ

インテリアコーディネーターを持っていることを売りに転職する場合、その資格のみでは強みにならないというのが実感です。

なぜなら「インテリアだけでは食べていくのは難しい」からです。

そのため、他の資格(特に建築士)とあわせて売りにしていくのが手だと思います。

もし、インテリアコーディネーターのみ持っているということであれば、「資格を持っている」ことではなく、「インテリアに関する自分の実績」や「自分がどのようなセンスを持っているか」を伝えるほうが有効だと思います。